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【大阪・交野】磐船神社の岩窟めぐりが想像の5倍ハードでした|受付で「死にますよ」て言われた正直レポート

磐船神社の案内看板 関西広域・遠出
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神社って、正直5分で終わるやん?

鳥居くぐって、手ぇ洗って、パンパンって拝んで、おみくじ引いて・・・ハイ、終了。

・・・って、思ってるアナタ!!(・∀・)

オレっちも基本そうです。神社が嫌いなワケやないんですが、こう、10分以上おる理由がないというか。写真撮ったらもう「ハイ、次」って感じで。

ところが大阪に、そんなオレっちが汗だくで岩の隙間に体をねじ込むハメになった神社があるんですわ。

その名も『磐船神社』。

ここには≪岩窟めぐり≫という、神社らしからぬアトラクションが待ち構えてました( ゚д゚ )クワッ!

この記事は2011年5月におでかけした当時の体験記です。
現在は安全上の理由から拝観ルールが変わっており、お一人での岩窟拝観はできません(2名以上、または他の参拝者の方とご一緒に)。また岩窟内は撮影禁止となっています。年齢制限(10歳以上75歳未満)もありますので、おでかけ前に必ず磐船神社の公式サイトでご確認ください。

磐船神社ってドコにあるん?大阪と奈良の県境やで

まず場所の話から。

磐船神社があるのは大阪府交野市(かたのし)。枚方市のお隣で、もう目と鼻の先が奈良県、という県境の町です。

ちなみに「交野って京都のほうやろ?」と思ってた人、オレっちの周りにも結構おりましたがバリバリ大阪ですんで、そこはお間違いなく。

明石から車で行くなら、まず高速乗って、大阪入ったら適当に下道を走って約1時間半ってトコロ。

オレっち、15年ぐらい前はしょっちゅう枚方を走ってたんで、枚方・交野・寝屋川・茨木・高槻あたりは結構よく知ってるワケです。なもんで磐船神社の場所も大体アタマに入ってたんですが・・・

実際に行くのは、この日が初めて♪

で、車を停めてテクテク歩いてたら、いきなり落書きされまくった案内板がお出迎え。

磐船神社近くにある金剛生駒国定公園の案内板

ま、こういうトコの案内板は定番(?)やね( ˙-˙ )スン…

しかも、その横の電柱にもコレですわ。

電柱に書かれた『ガス』という落書き

ガス。ってなんだ??

一体ナニを伝えたいんですかね。せめて文章にしてくれと。

磐船神社の案内看板

ま、さすがに磐船神社の看板には一切落書きがなかったんで、その辺は良しとしましょう。神様は守られてました( ´∀`)bグッ!

到着。まわりの人が、なんか重装備なんですけど

磐船神社の入口。鳥居と石段

そんなこんなで到着~。

観光客の方がチラホラおられたんですが、みんなやたら重装備

登山靴、リュック、タオル。え、なんかの集合場所?って一瞬思いましたが、このへんはハイキングコースにもなってるんで、山歩きがてら寄ってく人が多いんでしょうな。

・・・と、考えてた時期がオレにもありました・・・。

この重装備の意味を、この30分後に思い知ることになるとは。

で、オレっちの目当てはコレ。

≪岩窟めぐり≫

巨石と巨石の隙間を、順路にしたがって潜り抜けていくという参拝スタイル。もともとは修験道の行場、つまりお坊さんの修行場やったところを、一般人でも拝観させてもらえるんですと。

神社でアスレチック。

もうこの時点で、オレっちの大好物であるトコロのB級スポットの香りがプンプンしますやん?( ◜ω◝ )ニチャア

受付で「下手こいたら死にますよ」

磐船神社の社務所。岩窟めぐりの受付をする建物

ってことで、まずは社務所で受付です。

・・・が、ここでちょっと拍子抜け。

B級スポットのお約束として、受付って大抵は年季の入ったプレハブみたいなもんやと思ってたんですが、ここ、普通に小綺麗な建物なんですわ。

キレイすぎて逆にビビる、というね。オレっちの偏見が悪いんですけども(ノ∀`)タハー

で、拝観料を払うと、白いタスキみたいなもん(行衣と言うらしい)を貸してくれて、コレを着けて入ってくれとのこと。

そして入る前に、注意事項の説明があります。

「荷物とかお財布とか貴重品は、落として失くしたりするんで、ココに預けといて下さい。 靴は運動靴ですよね? それじゃ、白い矢印が順路になってますんで、その通りに進んで下さい。 もしコースを外れたら・・・

・・・ん?外れたら?

下手こいたら死にますよ。

ですんで十分にお気をつけて」

Σ(゚Д゚)

いや、待って!?

冗談なんか本気なんか、まったく分からんビビらせ方せんといて欲しいんですけど。神主さん、たぶん本気やったと思う。というか本気だったとこの後すぐ理解します。

ってことで、まずは岩窟入口の横にあるお社で無事をお願いしてから、いざ出発。

岩窟入口の横にある小さなお社

神社に来て、参拝の目的が「無事帰ること」になったのは人生で初めてです。

いざ岩窟へ!・・・って、道どこ?

岩窟めぐりの入口にある細い木の橋

入って早々、いきなり細~い橋(?)が出てきます。

まぁコレ自体は全然大丈夫。手すりもあるし、普通に渡れます。

問題はその先。矢印が「下」を指してるんですよ。

って、下??

磐船神社の岩窟めぐり入口。巨石が積み重なっている

・・・いやいやいや。

通る道なんか、どこにもないスけど?

まさか・・・この狭い隙間を通り抜けろと?

どうやら、そう行くしか道はなさそうデス。

おいおい、結構ハードな事させよるやんけ!と思いながらも、オレっちはスマートなんで難なくクリア~♪

(※ここ、ガチで狭いです。詳しくは後述しますが体格によっては通れません)

登れ。そして今度は下れ

隙間を抜けたら、次は矢印がを向いてました。

つまり、ココを登れという事らしい。

岩窟内の順路。上方向に登っていく岩場

ふ・・・コレは中々・・・オレを試してくれるぢゃないか!

・・・とか言いながら、クリア~。

で、次はまたコレ。

岩と岩のあいだにできた、人ひとりがやっと通れる狭い隙間

今度はこの隙間を下に抜けんとダメらしい。

な、中々・・・やるぢゃない。。。

もうお気づきかと思いますが、この岩窟、登らせては潜らせ、潜らせては登らせの繰り返しなんですわ。設計した人(というか自然)の性格の悪さがにじみ出てます。

ま、ココもクリア!

極めつけは、腐りかけの一本橋

岩窟内に架けられた細く古い木の橋

そして、その先に現れたのがコレです。

腐りかけのほっそい橋(?)

しかも、その先が、あの小さい隙間の向こうへと伸びてるという。

って、その橋であっちまで抜けろ。。。と?

中々に・・・イヤラシイ道順やな。。。

さっきの「死にますよ」が、ここで急に現実味を帯びてきましたが、まぁココもクリアさ!

岩窟めぐりの出口。外の光が差し込んでいる

で、ようやく出口デス。

磐船神社の鳥居

見事、岩窟制覇!!

時間にしてみれば結構アっちゅ~間でしたが、なんかアスレチックしてる気分で中々にオモロかった♪

入口で見た重装備の人たち、アレは正解やったなと今なら分かります。

帰り道の「天の岩戸」で、痛恨のミス

天の岩戸へ登る道の入口

岩窟からの帰り道の途中に、天の岩戸があるってんで登ってみると・・・

天の岩戸に祀られた小さなお社

なんか小っちゃいお社(?)がありました。

おお、ありがたや・・・と、お賽銭を入れようとして気づく。

財布、受付に預けてきたんやった。

そう、受付で「お財布は置いて行って下さい」言われてますからね。手ぶらですわ。

それって、神社的にはエエのか?

まぁ、別にどうでもエエ事なんですけども( ゚σω゚)

で、正直な感想を言うてもエエですか?

はい、ここからが本題です。

まず結論から言うと・・・

神社に来たのに、参拝した記憶がほぼない。

いや、ちゃんとお参りはしましたよ?ご神体の『天の磐船』も見ましたし、無事もお願いしました。

でも家に帰って思い出すのは、岩の隙間に体をねじ込んでた20分だけなんですわ。ご利益とか、由緒とか、そういうのが全部どっか行ってもうた。(ノ∀`)タハー

でもね、コレ、実は正しいのかもしれんと思うんです。

だってココ、もともと修行の場ですやん。「特別な行法を知らん人でも、岩窟を巡るだけで行になる」って言われてるらしいんですよ。つまり必死になってる時点で成立してるという。オレっち、知らんうちに修行させられてたワケです。

で、正直に弱点も書いときますと。

所要時間、めっちゃ短いです。

体感でホンマにアっちゅ~間。「もっとこう、1時間ぐらい彷徨わせてくれてもエエんやで?」というのが本音。観光地をガッツリ回るつもりで行くと、たぶん物足りません。

なので磐船神社は、

  • 「有名観光地でキレイな写真を撮りたい」人 → 正直、向いてない
  • 「変わった体験がしたい」「B級スポット好き」な人 → ドンピシャ

という、かなりハッキリ分かれるスポットやと思います。

オレっちはもちろん後者なんで、大満足でした。

ただ・・・お参りした気は、まったくしませんでしたけどねw

【重要】今から行くアナタへ・現在のルール

ここからは真面目な話。

オレっちが行った当時からルールが結構変わってます。特に「一人で行く」「写真を撮る」は今はNGなんで、そこだけは絶対に押さえといてください。

項目内容
拝観料500円
受付時間10:00〜15:00
一人での拝観不可(2名以上、または他の参拝者の方とご一緒に)
岩窟内の撮影禁止
年齢制限10歳以上75歳未満
服装汚れてもいい動きやすい服。スカートは避ける
滑りにくい靴。滑りやすい靴の場合はわらぞうりに履き替え(貸出あり)
貸出行衣(白タスキ)を着用します
荷物社務所に預けます
飲酒後不可
中止になる条件雨天時・増水時・夜間。前日の雨の影響で中止になる場合もあり
休業日木曜日ほか( 公式サイトで日々の実施可否を告知されています)

※料金・ルールは変更される場合があります。おでかけ前には 磐船神社の公式サイトでご確認を。

そしてもう一つ、体格の話を正直に書いときます。

岩窟の中には、人ひとりがやっと通れるかどうかという隙間が何ヶ所かあります。決して大げさじゃなく、体格によっては物理的に通れません。ここは見栄を張るトコロやないんで、少しでも不安があるなら受付で相談してみてください。

あと、狭いトコと段差だらけなんで、閉所が苦手な人・膝や腰に不安のある人も無理は禁物です。

基本情報

住所大阪府交野市私市9丁目19-1
料金境内無料/岩窟拝観 500円
駐車場無料駐車スペースあり(台数がごくわずかなため要注意)
所要時間岩窟めぐり 約20〜30分
アクセス国道168号線沿い/国道1号「枚方・天野川」交差点より約12km、国道163号「生駒・北田原大橋」交差点より約2km。近鉄「生駒」駅より奈良交通バス北田原方面行き、終点「北田原」バス停から徒歩約10分

【拝観前の確認をおすすめします】
岩窟拝観は雨天時・増水時は中止となり、前日の雨の影響で中止になることもあります。またお一人での拝観はできません。実施の可否は 磐船神社の公式サイトで日々告知されていますので、おでかけ前にご確認ください。
なお本記事の写真は、岩窟内の撮影が制限される前の2011年に撮影したものです。現在、岩窟内は撮影禁止となっています。

まとめ

神社にお参りしに行ったはずが、気づいたら岩の隙間で必死こいてた・・・というのが磐船神社の岩窟めぐりでした。

写真映えはしません。時間も短いです。おまけに今は撮影もできません。

それでも、「神社でこんな体験できるんや」という驚きだけは、10年以上経った今でもちゃんと残ってます。B級スポット好きを名乗るなら、一度は潜っといて損はないですわ。

・・・でも次に行く時は、ちゃんと運動靴で行きましょう。

アナタは、あの隙間を通り抜けられる自信、ありますか?w

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