※この記事は2013年5月に訪問した当時の記録です。「藤まつり」は現在も毎年開催されており、見頃・開催期間は記事末尾の基本情報にまとめています。
「藤の花って、めっちゃキレイやん。一回ちゃんと見に行きたいなぁ」
・・・って、思ってるアナタ!(・∀・)
オレっちもまったく同じこと考えて、樹齢1000年ちゅう化け物みたいな藤があるっちゅうので、車で2時間かけて宍粟市まで行ってきたんですよ。
で、いきなり結論から言いますとね。
『全部、散った後でした』
Σ(゚Д゚)
・・・はい。今回の記事、見どころゼロです。 でもね、アナタには同じ思いをしてほしくないんですわ。だからあえて書きます。
そもそも「千年藤」って何なん?
宍粟市山崎町にある『大歳神社』の境内にある、ノダフジのことですね。
・・・あ、ちょっと待ってください。今サラッと流しましたけど。
この『大歳神社』、なんて読むと思います?
『ださいじんじゃ』です。
ださい。
Σ(゚Д゚)
いやいやいや。県の天然記念物を抱えとる、樹齢1000年の藤を守り続けてきた由緒正しい神社が、ださい。
名前で損してますって!!
・・・まあ、これは完全にオレっちら現代人の感覚が失礼なだけでして。「歳」を「さい」と読むのは歳末とか歳月とかと同じで、むしろちゃんとした読み方なんですよね。1000年前から名乗ってはるワケですから、あとから「ダサい」なんて言葉ができた方が悪い( ゚д゚ )クワッ!
大歳神社さん、失礼しました。
で、話を戻しまして。この千年藤ですが。
なんでも天徳4年・・・西暦960年に植えられたと伝えられてて、樹齢はゆうに1000年超え。幹回りは約3.8mもあって、兵庫県の指定天然記念物になってます。
しかも2001年には環境省の「かおり風景100選」にも選ばれとるという、なかなかのエリート藤( ゚д゚ )クワッ!
満開の時期には1m以上ある花房が境内一面に垂れ下がって、それはもう壮観・・・らしいです。
らしいです、ですよ。オレっち、見てませんからね!w

到着した瞬間に漂う、この違和感
道が混んでたのもあって、明石から車で約2時間。ようやく到着したワケですが。
・・・あれ?
なんだか全然、盛り上がってなくない?(・_・;)
天然記念物やで?名所やで?それにしては、なんちゅうか・・・シーン、としてるんですよね。
来る場所間違えたか!?と思ってiPhoneでググり直しましたが、ココで合ってます。合ってるんです。
とりあえず車を停めて、中へ入ってみることに。
メッチャ狭いやん、この神社!
境内に足を踏み入れて、第一声がコレでした。
メッチャ狭いやん、この神社!
いや、あのですね。県の天然記念物を抱えとる神社ですよ?もっとこう、荘厳でデカくて、参道が長くて・・・みたいなのを勝手に想像してたんですけど。
エライこじんまりとしてます。。。
まあ、これはこれで地元に根付いた感じがあってエエんですけどね。想像とのギャップがすごい(´∀`)

境内には「撫で七福神」っちゅうのもありまして。
書いてある通り、とりあえず頭を撫でときました。こういうのは素直に従っとくもんです( ´ ▽ ` )ノ

観光客ゼロの謎、あっさり解明する
で、ここまで来て気づくワケですよ。
観光客、全然おらんやん!!
天然記念物ですよ?かおり風景100選ですよ?なんでこんなガラガラなん?
・・・と思った次の瞬間、その謎はあっさり解明されました。

千年藤、すでにもう散ってしもてるやん!!
なんてこったい。
そりゃ誰もおらんわ。。。( ;∀;)
いや、逆にね。オレっち以外に誰もおらんかった時点で気づくべきやったんですよ。「あ、これ終わってるパターンやな」って。
・・・と思ったら、一組のカップルが来はりまして。
「お、仲間おった!」と思って見てたら、まったく同じリアクションしてました。
見ず知らずの他人と、無言で絶望を共有する瞬間。あれ、なんとも言えん一体感がありましたね(´д`)
一応、藤はあった。気持ちだけ。
とはいえ、まったくのゼロではなかったんです。

あ、一応・・・藤あったわ。
て、こんだけかよ!
え〜っと・・・ドコに??
もはや宝探しですやん。「ウォーリーをさがせ」の藤バージョンですやん(´∀`)

本来はこういうモノらしいYo!(※現地の掲示より)
・・・らしいYo!ですよ。伝聞ですよ。悔しいですねぇ( ゚д゚ )
で、正直な感想を言うてもエエですか?
はい、正直に言います。
散った後の千年藤は、ただの棚です。
見どころ、ゼロ。ありがたみ、ゼロ。往復4時間かけて、完全に『タダのドライブ』になりました。
・・・でもね。これ、藤が悪いんちゃうんです。100%オレっちの下調べ不足なんですわ。
オレっち、当時「見頃は5月中旬まで」やと思い込んでたんです。だから「5月18日ならギリ間に合うやろ」と。
甘かった。
後で調べたら、千年藤の見頃は4月下旬〜5月上旬。5月中旬っちゅうのは、もう完全にロスタイムどころか試合終了後やったんですね(´・ω・`)
しかもその年はやたら暑い日が続いてたんで、例年より早く散ったんやと思います。
逆に言うとですよ。
時期さえ合わせれば、入場無料で1000年もんの藤が見られるワケです。しかも屋台も出て、夜はライトアップまである。
これ、めちゃくちゃコスパ良くないですか?
行かない理由がない。ただし、時期を外したらオレっちみたいになる。それだけの話なんです。
アナタが同じ轍を踏まんための3か条
というワケで、オレっちの屍を越えていってください。
その1:見頃は「4月下旬〜5月上旬」。GWが本番
5月中旬は遅い。マジで遅い。ゴールデンウィーク中を狙うのが確実です。
その2:出発前に必ず開花状況をチェック
その年の気候で1週間くらい平気で前後します。宍粟市の観光サイトなどで開花状況が発信されるので、当日の朝でもエエので確認してから出ましょう。オレっちがこれをやってれば、この記事は生まれてません。(ノ∀`)タハー
その3:神社に専用駐車場はない。臨時駐車場を前提に
藤まつりの時期は臨時駐車場が開設されて、係員さんが誘導してくれます。ただし満開の時期は駐車場に入るだけで15分待ちなんてこともあるらしいので、時間には余裕を持って。
・・・ちなみにオレっちが行った時は、駐車場ガラッガラでした。そらそうや(´д`)
基本情報
| 料金 | 無料 |
|---|---|
| 駐車場 | 専用駐車場なし。開花期は臨時駐車場・しそう山崎観光駐車場(宍粟市山崎町鹿沢78-7)を利用 |
| アクセス | 中国自動車道『山崎IC』から車で約5分 |
※この記事は2013年5月の訪問記録です。「千年藤 藤まつり」は現在も毎年開催されており、例年4月下旬〜5月上旬(GW終盤まで)の開催、期間中は夜間ライトアップや屋台も出ます。開催期間・開花状況は年によって変わるため、おでかけ前に宍粟市観光協会などの最新情報をご確認ください。
まとめ
樹齢1000年の藤を見に行って、樹齢1000年の棚を見て帰ってきました。
・・・いやほんま、悔しい。
でも今回ハッキリわかったのは、藤っちゅう花は「タイミングが全て」ということ。桜より短い、あの一瞬をどう捉まえるか。それだけの勝負なんですよね。
アナタはぜひ、4月下旬〜5月上旬に行ってください。そんで、満開の千年藤の下で「オレっち、行くのが遅すぎたんやなぁ」って、ちょっとだけ思い出してくれたら嬉しいです( ´ ▽ ` )ノ
・・・オレっちですか?
もちろん、リベンジする気満々ですよ。次はカレンダーに赤丸つけて行きますからね!w
満開の千年藤、見たことあるよ!ってアナタ。どんな感じやったか教えてください、待ってます!

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